新年のご挨拶

2021年正月飾りをつけたオーパ・ライト

 謹んで初春のお慶びを申し上げますとともに、旧年中にお世話になった方々、弊社の事業に深いご理解,ご支援を賜りました皆様に先ずは心より御礼申し上げます。

 ここ数年,この年末年始のオーパ・クラフト代表取締役としてのご挨拶をこの時期に公式サイトに掲載して参りましたが、最近つとに,年頭のご挨拶に留まらず、それまでの一年を振り返り、私どもの行った活動やその根底にある考え方を総括して皆さんにお伝えする良い機会とさせていただいております。年々長くなってきて恐縮ではございますが、今年もお伝えしたいと存じます。お付き合いいただけましたら大変幸いです。

2020年のふりかえり

 昨年一年間も、大変ありがたいことに、レジャー艇,業務用艇を問わず,日本全国のお客様からご注文をいただきました。このコロナ禍にあって,ましてかなり長い納期をお願いしている状況にも関わらず、逆に身に余る程の温かい励ましのお言葉や体調を気遣うお心遣いをたくさん頂戴し、スタッフ一同大変感激するとともに、忙しさに負けないぞという大きな勇気を与えていただきました。スタッフともども心より御礼申し上げます。

 この一年間は,私共も含め,多くの方々にとって,大変厳しい試練の年でもありました。年明けから初春にかけて,どこか遠い国の出来事のように感じていた新型コロナウイルスによる感染症の広がりでしたが,年末を迎えてこのように厳しい状況になるとは思ってもみませんでした。身の回りの方々のみならず,ご自身の日々の糧ややりがいを得る仕事に影響を受けて苦しんでおらる方々が多くいらっしゃることに,心痛みます。今まさに格闘していらっしゃる方々が,一日も早い平常の生活に戻れますように心よりお祈り申し上げます。

 また,コロナ禍に加え,一昨年と同様に各地で大きな水害が発生し、多くの方々が被災されましたことにも大変心を痛めております。温暖化の影響により水害の発生する過程が大きく変化してきており、専門家でさえも予測することが困難な時代となってきました。体力的な弱者が被害を受けるケースが益々増えてきており、救助する体制の強化も喫緊の課題と取り上げられる機会が多くなってきました。水害とコロナとの両方に心を痛めていらっしゃる方々にはおかけする言葉もありません。

 来年こそは,皆が明るい笑顔と歓声に包まれる一年になってほしいと,スタッフともども心より願っております。

高まるご期待に向き合い続け…

 2020年は、弊社の防災艇に,警察も含む更に多くの行政機関や各自治体消防本部から納入希望をいただきました。

 Opacraftの防災艇は『救助に際して初期始動が格段に早まり,大変効果的。』との多くの声をいただき、複数年度に渡りリピート発注をしてくださる自治体も多くなってきました。防災艇を発売して5年で、日本国内のほとんどの都道府県に納入させていただき大変光栄に存じます。特に、愛知・三重・岐阜県にまたがる木曽三川地域は伊勢湾台風で多くの被害を出した地域であり,それだけに水防に対する取り組みも盛んですが、弊社の艇の「初期始動の速さ、安全性と頑丈さ、保管・運搬における利便性」に大変な高評価をいただき、何度もリピート発注を重ねてくださり,すでに当初の予定の3倍程のご用命をいただきました。今ではこの地域の救助の切り札となっているとお聞きしております。

 また2020年に引き続き2021年も、国による広域対策用として新開発された大型の水害対策用特殊車両に搭載される専用艇としての生産・納入の任もいただきました。

 しかし、弊社のFRP艇の生産は,いまだほとんどが手加工であり、更に多くの加工段階にこだわりと技術を注入しているため、機械生産品とは違って需要に合わせて生産量を短期に2倍、3倍とすることは現実的に不可能です。そのためスタッフの皆に支えられ,この一年間もやりくりをしつつ精一杯製造・供給してきました。

 それにともない、大変心苦しいことにレジャー艇のお客様には納艇まで大変長くお待ちいただくこととなってしまいました。「レジャーを楽しむ方々の素敵な笑顔のためにもっともっと早くお届けしたい!」と,スタッフ全員衷心より願いつつ,公益性の大変高い救助用の生産についても手を抜くこともできず、ひたすら日々の加工と向き合いながら,どうしたらこの生産体制を伸ばしていけるかと,それぞれの知恵を出し合い,技量を高め合ってきた一年でした。

 幸い、昨年もそうした事態に対しまして、多くのお客様から大変温かいご理解や大いなる励ましを賜りました。年頭に際しまして、オーパ・クラフトの艇に対し大いなるご支援・ご理解をいただいておりますすべての皆様に、あらためてスタッフ一同心より御礼申し上げます。

 また,長年の懸案である生産作業の一部自動化の早期実現をはかるべく,しかるべき準備を進めております。何卒こうした事情に引き続きご理解を賜れば幸いです。

業界唯一の特許を取得

 2020年は,「取り付け10秒、跳ね上げ1秒」が可能となるフロートの特許を、遂に取得しました!国内のみならず世界のどこのボートメーカーも成しえなかった発想と技術の結晶です。着想から実に18年かけて開発した「はねあげフロート」が、いよいよ正式に特許取得まで至ったのです。1人のボート開発者として感無量の想いでした。

 2016年に発売いたしました業界初の「はねあげフロート」は、おかげさまで2020年も大変ご好評をいただきました。最高に便利だからこそ使うことが当たり前となるために、弊社が18年をかけて開発してきた「はねあげフロート」は、安心なミニボートの正に『理想を実現した装備品』として、特別な広告・宣伝をしていないにもかかわらず、固定式ではなく「はねあげフロート」を、との指名注文が、一昨年同様にほとんどを占めたことは弊社の想いが形になったということでもあり、大変嬉しいことでございます。

 昨年の年頭のご挨拶の繰り返しとなり恐縮ではございますが、今年初めて弊社の年頭所感をご覧いただく方々に向けて、フロートの開発に係る経緯とその根底に流れる切実なる願いを綴ったところを一部記載いたします。この思いは今も全く変わっておりません。

 「はねあげフロート」を,小規模企業でありながらも世界に先駆けてでも開発しなければならないと強く意識したのは、固定式フロートの開発に着手した段階からでした。フロートのような安全に関わる装具は、当然のことながら,ユーザー様に実際に使用していただかなければ意味がありません。しかし,船体の脇にとりつけるフロートは、安全性の向上に非常に貢献するものの、走行時には抵抗となるため、ネジ止め式など手間がかかるものは,すぐに装着率が下がるのではと懸念いたしました。

 そういうわけで、オーパのフェンダー・フロートはワンタッチ脱着,所要時間10秒以内という世界初の仕組みを開発することを目標にしたのです。

 しかし、たとえワンタッチ装着といえど,本当に海況が穏やかなときには、走行時の抵抗を嫌ってわずかながらも装着しない方がいらっしゃるのではという懸念は拭えませんでした。たとえ脱着の手間がほとんどなくても、走行時の抵抗感は装着時とそうでない時とでは明らかに異なります。実際、固定式フロートの発売後,実際の使用率をお客様に機会あるたびに尋ねましたが、脱着がほんの10秒程度で済むオーパ・クラフトのフロートは,95%を超える方が装着してからの出船とお答えいただきました。ですが裏を返せば、たとえ数%であったとしてもせっかくお買い求めいただいたフロートをお使いいただいていない方がいるわけで、その理由は,やはり走行時の違和感が原因ではないかということになりました。

 そこで、「一切迷うことなくフロートを装着してから出船していただく」というボートメーカーとしては前人未到の課題を満たすべく,理想のフロートの姿をとことん追求することを続けてまいりました。この安全思想の大きな柱を具体的な商品として結実させたのが「はねあげフロート」ですが,幸い、かなりの割合のお客様にこうしたオーパの願いをご理解いただき、はねあげフロートを選んで頂いたことに、二重,三重の喜びを感じております。

2020年の年頭所感より

フロートの有用性をアピール

 2020年は,10月2日と9日の二日に渡り、横浜において行われました「ミニボートの安全運航に係る検証」に参加してまいりました。この検証は「ウォーターセーフティガイドミニボート編の内容を充実のため、波と風を起こせるプールを活用し、波浪等がミニボートに及ぼす影響を明らかにするとともに、効果的な指導映像を作成し、ミニボートの安全対策に資する事を目的とする」ために海上保安庁が実施したものです。弊社は,これまでも国交省や海上保安庁などの各種委員会の委員を拝命してきた経緯もあり、今回の検証では実験に使用するFRP艇等リジッド・ボートの提供者として、ゴムボートメーカーの1社とともに,メーカー代表に選出いただきました。

 会場となった横浜海上防災基地には,主催者である海上保安庁関係者やメーカー関係者,総務省や国交省など水上安全や防災の関係行政機関関係者,専門紙誌を発行する媒体関係者,ユーザー団体関係者など50人程が集まり、延べ10時間以上にわたって行われました。この基地には,国交省・海上保安庁が所管する大がかりな特殊な機能付きのプールがあり,様々な風速や波高の状態を再現することができます。普段は着水した航空機からの乗員脱出(支援)も含む水上・水中救助訓練に使われています。今回は,ミニボートをプール内におき,各方位からいろいろな強さの波や風をぶつける実証研究が行われました。単に波浪を受けるのみならず,乗船者がボートの前後など一箇所に集まったり立ち上がろうとしたりするなど様々な動きをすることでミニボートの乾舷確保など安全航行に重要な要素にどのような影響があるのかを目の当たりにし,やってはいけない危険な行為や荒れた波浪状態でのミニボートの危うさについて,あらためて確認し合いました。

 また,この検証では,フロートの実際の転覆予防効果の確認も限界近くの状況,実際のミニボートの使用上では、通常起こりえない状態をあえてを人工的に再現して行われました。

 例えばフロート装着艇に2名乗船し、片側の船側ぎりぎりに寄ることで、逆側の船側とその下に位置する船底も半分近くを浮かせた状態をあえて作り、その浮いた船底に50㎝を超える大きな波と風速15mの強風を同時に当てる実験ですが,明らかに船体も45度程度傾き、その浮かび上がった船底にまるで帆が風を受けるかの如く、まともに風速15mを受ける状態となりました。しかも、浮かび上がった船底に大きな波が風と共にぶつかるという過酷極まる状態となりました。

 しかし、そんな中でも弊社のフロート装着艇は、最後まで転覆することなく,頑丈なフロートが乗員2名と艇を守り続けました。片側のたった一つのフロートが、水中に没することで浮力を生じ,ボートの重心位置から離れて浮力を発生させることでおこる艇の回転に抗う力を発生させることにより,水中に船体を沈める方向に働く船体自体や乗員の重量荷重に耐え、片側に寄った2名の乗船者の体重とボートの重心とのずれや船底が浮き上がった側から大きな波や風を受けることにより生じるボートの転覆を促す力に抵抗してこらえ,艇の転覆を防ぎきりました。今回の実験のような過酷な状況は,形状設計や強度計算のための数値計算などシミュレーションの世界では想定はしますが,実際にはなかなか再現する機会がありません。転覆することなく無事に検証を終えることができたのは想定どおりではありましたが,開発者である私自身でさえ何度も手に汗を握る緊張した時間を過ごしました。

※とはいえ,この実験は,いくつもの前提を設定し,乗員の安全を担保する準備を幾重にも重ねて行った人工的な環境で行われたものです。実際の海況,現実の水上活動でミニボートがこのような大きな波浪を受ける状態や重心が偏った状態に陥ることは大変危険であり,人命に関わる危険性があることはいうまでもありません。ミニ・ボートの安全航行のために,天候が荒れた状態で航行することは絶対に避けてください。また,船内ではできるだけたちあがらないようにして重心を低くし,船内の前後左右に寄ったりするときは慎重に移動してください。

ボートクラブ2020年12月号表紙

 この検証について,すでに一部の内容は、舵社さんが発行されている「ボート倶楽部」2020年12月号に記載されております。今ならバックナンバーを舵社さんのサイトでご購入いただけますのでよろしければご一読ください。

 また,より詳細な検証の内容は、これから編集が行われて、海上保安庁のホームページから発信されるようです。

 直近5年間で10回程、関係行政機関などが主催する各種の委員会に出席し,その度に転覆防止用のフロートの有用性を強く訴えて参りました。5年前は、委員会でいろいろ出される意見の一つ程度としての扱いでしかありませんでしたが、年々フロートに関する関心が高まっており、今回の検証で、ミニ・ボートにおけるフロートの重要性が,それこそ『百聞は一見にしかず』で関係各位の皆様に少々劇的に伝わったかと思います。今回で、私のこれまでの委員会活動の一つの大きな節目を迎えたと充実感を感じると同時に、開発を始めてから20年に渡ってフロートの有用性を信じて活動を重ねてきたことで、ほんの僅かながらも「艇における公益性」に貢献できたと確信することができました。

お客様のストーリーにたびたび感銘を受ける

 2020年は,新型コロナウィルスの影響もあってか、命への関心が強まると同時にここ数年来強まってきたお客様それぞれの内面に感じる『こだわりの強さ』が、更に強くなっていらっしゃるように感じました。今年納艇させていただいたり,ご注文を頂いた方々の中から一部をご紹介させていただきます。

  • コロナ禍でも大変こだわりの高い注文建築を1年以上先まで受けておられる工務店代表の方
  • プロフェッショナルとして半導体の設計の最前線で活躍されており、弊社のボートとボート専用車まで注文された方
  • 若い時は技術研鑽に苦労を重ねられ、今では世界的に見てもオンリーワンの加工精度技術を持たれるまで進化されて、今まさに最前線で大活躍されている方
  • コロナ禍の真っ最中、こどもたちの精神衛生を守るために、教育の最前線でひたすら頑張っておられる教育関係の方々
  • 若い時は一流の商社マンとして世界中を駆け回り、今人生の晩年を迎えてキャンピングカーの中にボートを入れ各所を巡りながら車中でリモートワークとしてコンサルタント業務をされている方
  • ある難病を抱えられて何度も手術を繰り返し、3年前にはいったん注文をキャンセルせざるを得なかったものの治療がある程度進んだため、『これからの人生の大きな希望をこのボートに託して』として再注文をしてくださった方
  • 会社を経営されており、理科系の一流大学に合格された息子さんが大学の専門課程・大学院に進むと一緒にボート釣りをする時間が無くなるので、教養課程に在籍中に何とか『父・息子としての素晴らしい時間、最高の気分転換』を求めて『真に安心できるボート』を探し求めてご用命いただいた方
  • 20代前半は工学部を出られていったんはロボット工学の最前線で「ロボットの目」を研究されるも、過労のため体を壊され、人生を見つめなおして一念発起して医学部に入り直し,眼科医として誠実に医療をリードしてこられ,今、60歳台後半を迎えて仕事を週一日に制限され,自分の体力でも可搬できるボートを車に入れてご友人・ご家族とともに各所を巡り、大好きな釣りを満喫したい,長年使命感から医師として走り続けてきた自分自身へのプレゼントとして『こだわりのボート』をと思い、日本中のメーカーのボートを徹底的に調査された後に確信に至りご用命いただいた方

 ご注文いただいた皆様,ご納艇させていただいた方々お一人お一人に様々なご自身のこだわりについてお話を伺い,度々強く感銘を受けました。

 また,皆様,事前に集められる情報をしっかりと入手され,かなりご遠方からもわざわざご来社いただき,ボート現物や様々な実験装置,生産設備を前にしてじっくりと説明をお聞きいただいて,弊社のこだわりや設計・生産技術の水準,生産管理の状態にご納得の上でご注文をいただく方ばかりです。ここ数年は、お問い合わせいただく段階ですでに弊社のボートに決めて下さっているケースも益々多くなってきており,スタッフ共々、工房として普段の活動の責任の重さを感じております。

 下記は,本年納品させていただきました際にいただきましたメールの一部です。

 1年待ちましたが、それをはるかに上回るものを得ました。ありがとうございます。皆さん素晴らしい仕事をなさっておられます。コロナ蔓延の時でなければ受け取りに行ってお礼を申し上げるつもりでいましたが残念です。社長さん、皆さんにくれぐれもよろしくお伝えしていただきますようよろしくお願い申し上げます。

 私どもスタッフ一同、このような内容のメールにどれだけ励まされますでしょうか。温かいお心遣いをいただき、お蔭様で日々の重責にも勇気をもって立ち向かうことができます。

更なる安全性・利便性・強度の向上を求めて進化を続ける

 この1年の最大の課題は、より生産性を向上させてもっと多くの方々・機関向けにボートをお渡しをするために生産活動を精一杯行うことでしたが,一方で,大変限られた時間の中ではありますが、『救助艇・レジャー艇の更なる進化』を探求し続けてきた一年でもありました。

 2020年に結実したものの一つが、船首側からの水の侵入をブロックする『救助艇専用ウォーターブロッカー』です。実は、これも前述の保安庁の施設での実験で、乗員2名が船首ぎりぎりまで寄りながらもほとんど船室内に浸水しないという事実を確認しており,その様子はボート倶楽部(舵社)2020年12月号でもご覧いただけます。ウォーターブロッカー(特許取得済)は、レジャー用としてはすでに広くご利用いただいているオーパ・クラフトのオリジナル・オプションですが、今回使用したのは,救助用として本当に必要なところに着目して完全にリニューアルした物です。また、底板を始め、3ヶ所のノンスリップ加工を新たに導入するために、各種の実験を繰り返し行いました。これもほぼ規格が決まるところまできております。

分割式防災ボート RB-31A と フロート,操作ハンドル

 加えて,レジャー艇・救助艇共通の取り組みとしては,ジョイント部分の強度について数年ぶりに一部の構造を進化させ、10%以上の強度アップを実現しました。これまでの構造でも、ジョイント部分に対して3t程度の引っ張り試験は全く問題無く合格しておりますが、2021年度までに更なる強度向上をはかるため,材料・構造・生産方法など設計全般の見直しを行いました。この45年間で、ジョイント部分を強化するための改善をすでに10回以上行ってきましたが,分割ボートの安全性の要である『世界最強レベルのジョイント力』の維持・向上のために,オーパ・クラフトはこれからも休むことなく継続的な改善・改良を続けます。

2021年の抱負

 弊社の一大特徴である小型舟艇用の「転覆防止用フロート」については,実績や実証実験を積み重ねてきましたので、今後,政府で小型舟艇向けのフロートについて検討が行われれ、信頼できるメーカー品ならば『国の推奨品』となるような制度設計が進んでいくと期待しています。機会が与えられるなら,2021年も,より実効性の高い安全を確保できる制度となるよう,各種提言をして参りたいと思います。

 また,納艇が進み,各所でオーパ・クラフトの艇の運用や保管時の優れた特徴を知って頂く機会が多くなるに連れ,ことに各県警本部や広域連合の消防本部の皆様から,オーパ・クラフトらしい特徴を備えたもう一回り大きい艇はないかと問われることが多くなりました。これまでもこうした艇の開発は企業体力の許す範囲で細々と続けてまいりましたが,2021年は,最終段階に入った大型艇の開発を着実に進めてまいります。

 本年も,益々オーパ・クラフトらしい世界のどこにも無い新製品、すでに弊社の姿勢に大いに共感を抱いてくださっている方々がますます笑顔になるような、オーパ・クラフトらしいものづくりをして参りたいと存じます。これまで同様一つ一つ着実に実現して参りたいと思いますので、どうかこれからも引き続き、オーパ・クラフトへのご支援・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

 新年を迎え、本年も明るく穏やかな一年となりますように。新しい一年が,皆様方にとっても、よりよい一年となりますよう。

2021(R3)年1月1日
有限会社オーパ・クラフト
 代表取締役 福庭 正宏
 スタッフ 一同