はねあげフロートの特許が取得できました

はねあげフロートを装着して走行するオーパ・クラフトの2分割ボート

長年の懸案だった,はねあげフロートの特許が,ついに,先日取得できました。

はねあげフロート特許公報

フロートについては,開発当初から,固定式だけでなく,はねあげフロートまでやらなければという使命感があり,とりくみを続けてきました。研究・開発の着手から10年近くの歳月を経て,固定式フロートの特許取得,発売,そしてはねあげフロートの特許出願と発売をおこなってきましたが,おかげさまで,ようやくはね上げフロートも特許を取得することができました。現在,すでにオーパクラフトで新艇をご購入いただくお客様の9割以上は跳ね上げフロートをご購入いただいています。それだけ,お客様からも支持されているということと思い,あらためて,この取組の大切さ,意義,やりがいを感じています。

オーパ・クラフトのフェンダー・フロートについては,単に特許で開示されている以上に,技術的な工夫が沢山盛り込まれています。船体と1点でつなぐ,船体から少し離れた位置にフロートが位置する,これらを実現するには,フロート側の把持の工夫や強度の検証が必須で,かつ,船体側も,必要な強度をもたせなければいけません。簡単な保持では水上で船体やフロートにかかる複雑な力に対応できず,フロートが外れたり,船体を構成する材料内部に不具合が生じ,最悪の場合,破損の恐れが出てきます。

当社の分割式小型ボートは,ドーリーと共通のソケットを船体に設置してフロートを保持していますが,この複雑で大きな力をうまく受け止め,受け流すための様々な工夫が実は船体に盛り込まれています。航空機にも使われるような,特殊な技術をつかい,たとえ,力が接合部一箇所に集中したとしても,オーパ・クラフトの分割ボートはびくともしません。ときには船体に3t以上の衝撃をかけるような実験をして,一歩一歩着実に開発を進めてきましたので,その安全性に自信があります。

とはいえ,やはり技術の独自性が公に認められたことは,大きな意味があります。船体にフロートを簡単に脱着でき,かつ瞬時に水面からの位置を調整できる,そんな夢のフロートを世に送り出したいと願い,製品を送り出してきましたが,こうして特許公報に載せられているのを見ると,とりくんできてよかったと感慨深いものがあります。

オーパ・クラフトでは,引き続き,安心・安全で便利,高耐久性のボート やその付属品を,一般消費者の方向けだけでなく,大変ご好評いただいている業務用(土木測量・環境調査),公共用(消防・防災)などの分野で供給し続けるとともに,温めている製品アイディアを着実に製品化し,順次,世に問うていきます。

ご期待ください。